傷ついた時にどうやって自分を取り戻すか
1年以上前のこと。
絵を依頼された時のコミュニケーションで、悔しいこと・哀しいことがありました。
- 先方の依頼内容を聞いたり、先方とやり取りしてると、「そういう考えなら、私以外の誰かに依頼した方がいいと思うんだけど、身近で便利だから私に依頼してるのかな…」って思えた(実際は分からないけど)。
- 「そういう感じであれば、私以外の絵描きを探したらどうか?」と意見を言ったら、「貴方に断られたら、本の完成を諦めないといけません。そして他の執筆者に謝らないといけません。」と言われた。事実っちゃー事実なのかもしれないけど、やんわり脅された感じがしたし、なんて事を言うんだろう…って驚いた。
- 私抜きで打ち上げ飲み会の日程を決めていた。「依頼した人(特に上記のように重い思いで依頼した人)には、都合のいい日程を事前に聞いた方がいいと思う」と意見を言ったら、「うにさんには来て欲しくないので、事前に日程を聞きませんでした」と言われた。。(・_・;)
- そんなこんなで、「貴方の依頼で、今後はもう描きません」とキッパリ断った。その後「他の絵描きさんに依頼したいので、この依頼メール文面を添削して欲しいです。」というメールが来た。
私は、とっても哀しかったし悔しかった。
私が気にしすぎなんだろーか、私は気難しい絵描きだから、自分のせいなんだろうか、自分のワガママなんだろうかとか、考えたりしたけど、やっぱり、どうしても先方のあれこれが許せなかった。
私は集中できなくなっていた。情けないことに。
思い出してはムカムカして泣いて、ムカムカして泣いて、って繰り返して、
同人の締め切りが迫っていても、やる気がおきなかった。自己嫌悪。
恨みつらみを根に持ってる自分も情けないし
やりたい事が達成できないのも情けないし、
全てが情けなかった。
…ですが、
下記の本と出会って、どうにか心の整理が出来つつあるかもーと、思いました。
- 作者: 加藤諦三
- 出版社/メーカー: ベストセラーズ
- 発売日: 2008/01/09
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自分を卑下するタイプについて書いてあって、これが自分っぽくってヒエーって感じ。
終盤は、泣きながら読んでしまった…
傷ついた時、どうやって自分を取り戻すか。
何を許すのが正解なのか。
一番大切なのは何なのか。
勝ちとは。負けとは。
憎しみにとらわれずに、本来の目的を達成するには。
私には、ここまで持ち直すのがとっても大変だったし、
これからも何かのきっかけで、苦労するんだろうなあ、動揺するんだろうなあ。
心おだやかに、やりたい事に集中できる人間になりたい。